ペンで勢いよく書かれたものと
何色ものスプレーを使って書かれたものは
どちらもグラフィティーであることに間違い無いですが、
それぞれ呼び方が付けられています。
今回はそんなグラフィティーの種類について解説します。
実際にきっちりと呼び方を分けるかと言われると微妙ですが
グラフィティーは10種類あります。
グラフィティーの種類についてYouTubeの動画でも解説しています。
▼グラフィティの種類をYouTubeで見る
▼グラフィティアイテムが買えるショップ
>>FADEBOMB楽天市場
グラフィティーの定義
この記事でいう「グラフィティー」は
合法非合法問わず壁やシャッター、電柱、
街のあらゆるところに書かれている
マジックペンやマーカーペン、スプレー、ペンキなどで書かれた
文字や絵のことを言います!
グラフィティーの種類10選
グラフィティーの種類は以下の通りです。
- タグ
- ホロー
- スローアップ
- ストレートレター
- ピース
- ストンパー
- ブロックバスタ
- ローラー
- エクスティングイッシャー
- ステンシル
次の章でそれぞれ簡単に
説明していきます。
グラフィティーの種類① タグとは?
ペンやスプレーを使って
単色で描かれた文字のことです。
主にライター名やクルーの名前を書きます。
サインのように
読みづらい書体で描かれているものも
はっきり読みやすく描かれているものも
どちらも「タグ」です。
グラフィティーの種類② ホローとは?
アウトラインだけを書いた文字です。
アウトラインだけなので一色で書かれています。
塗りつぶしが無いものを「ホロー」と呼びます。
グラフィティーの種類③ スローアップとは?
スローアップはアウトラインだけでなく
文字の中を塗りつぶして書かれます。
2〜3色で書くことが多いです。
影がついているものも「スローアップ」です。
グラフィティーの種類④ ストレートレターとは?
ストレートレターは文字を崩したり複雑化せず
わかりやすく書いたものです。
文字を解読しやすいことが特徴です。
グラフィティーの種類⑤ マスターピースとは?
マスターピース(ピース)は
文字やキャラクターを使ってライターが
本気で描くグラフィティーという感じです。
色は3色以上使われることが多く文字の装飾も激しく
アート性が高いです。
書く時間もかかるため
基本的には依頼されて合法で書くことが多いです。
それ以外では
グラフィティーライターしか知らない廃墟などの
いわゆる「スポット」に描かれています。
なので街中では滅多に見られません。
グラフィティーの種類⑥ ストンパーとは?
スローアップの超巨大版みたいな感じです。
グラフィティーの種類⑦ ブロックバスタとは?
写真ではわかりづらいですが
堤防に大きくはっきりとした書体で書かれています。
カクカクした文字(ブロック体)で書かれています。
グラフィティーの種類⑧ ローラーとは?
スプレーではなく
ローラーで書かれたものです。
ローラーを使うことによって高い場所にアプローチすることが可能です。
スプレーよっりもコストをかけずに大きなものを書くことができることもメリットの一つです。
グラフィティーの種類⑨ エクスティングイッシャーとは?
消化器にインクを入れて書きます。
スプレーで書くより大きなものが多いです。
ライターネームやメッセージが描かれることが多いです。
日本ではあまり見ない「エクスティングイッシャー」ですが
海外にはエクスティングイッシャーで有名な
「KIDULT」という超クレイジーな
グラフィティーアーティストがいます。
▼KIDULT関連の記事
グラフィティーの種類⑩ ステンシルとは?
ステンシルはデザインを切り抜いた型紙の上から
スプレーなどを吹きかけてイラストや文字を作成しています。
ステンシルといえば「バンクシー」さんが有名ですが
日本のグラフィティーでも時々見かけます。
写真は大阪で見つけたステンシルを使ったステッカーです。
最後に
10種類紹介しましたが
ライターの方たちも
細かく使い分けていないと思います。
よく使う以下の4つは覚えておきましょう。
- タグ
- スローアップ
- マスターピース
- ブロックバスタ
このサイトでは
グラフィティーやミューラルアートなどを
見ることのできる場所の紹介もしています。
日本のグラフィティースポットを
紹介している記事はこちら↓