アートマガジンby SAS

グラフィティーやZINEについてのブログ

【グラフィティーの種類10個を紹介】タグやスローアップだけじゃない!

graffiti-type-10

ペンで勢いよく書かれたもの
何色ものスプレーを使って書かれたもの
どちらもグラフィティーであることに間違い無いですが、
それぞれ呼び方が付けられています。

今回はそんなグラフィティーの種類について解説します。

 

実際にきっちりと呼び方を分けるかと言われると微妙ですが
グラフィティーは10種類に分けることができます。

 

>>モンタナアクリルペイントマーカー15mm

 

 

グラフィティーの定義

この記事でいう「グラフィティー」は
合法非合法問わず壁やシャッター、電柱、
街のあらゆるところに書かれている
マジックペンやマーカーペン、スプレー、ペンキなどで書かれた
文字や絵のことを言います!

 

>>日本製のスプレーを購入できる身近なお店を紹介した記事

 

>>グラフィティーによく使われるペンを紹介した記事

 

グラフィティーの種類

  • タグ
  • ホロー
  • スローアップ
  • ストレートレター
  • ピース
  • ストンパー
  • ブロックバスタ
  • ローラー
  • エクスティングウィッシャー
  • ステンシル

次の章でそれぞれ簡単に
説明していきます。

 

グラフィティーの種類① タグとは?

graffiti-tag

graffiti-tag

ペンやスプレーを使って
単色で描かれた文字のことです。

主にライター名やクルーの名前を書きます。

サインのように
読みづらい書体で描かれているものも
はっきり読みやすく描かれているものも
どちらも「タグ」です。

 

グラフィティーの種類② ホローとは?

 

アウトラインだけを書いた文字です。

アウトラインだけなので一色で書かれています。

影も塗りつぶしも無いものを「ホロー」と呼びます。

 

グラフィティーの種類③ スローアップとは?

 

スローアップはアウトラインだけでなく

文字の中を塗りつぶしたものです。

影がついているものも「スローアップ」です。

 

グラフィティーの種類④ ストレートレターとは?

www.instagram.com

 

ストレートレターは文字を複雑化せず

わかりやすく書いたものです。

サイズはスローアップやピースと変わらないです。

 

グラフィティーの種類⑤ マスターピースとは?

マスターピース(ピース)は
文字やキャラクターを使ってライターが
本気で描くグラフィティーという感じです。

色は3色以上使われることが多く文字の装飾も激しいです。

書く時間もかかるため
基本的には依頼されて合法で書くことが多いです。

それ以外では
グラフィティーライターしか知らない廃墟などの
いわゆる「スポット」に描かれています。

なので街中では滅多に見られません。

 

グラフィティーの種類⑥ ストンパーとは?

 

海や川の堤防に大きくかかれています。

スローアップの超巨大版みたいな感じです。

 

グラフィティーの種類⑦ ブロックバスタとは?

 

写真ではわかりづらいですが
堤防に大きくはっきりとした書体で書かれています。

カクカクした文字で書かれています。

 

グラフィティーの種類⑧ ローラーとは?

graffiti-roller

 

スプレーではなく
ローラーで書かれたものです。

日本ではほぼないグラフィティーのスタイルです。

 

グラフィティーの種類⑨  エクスティングウィッシャーとは?

 

消化器にインクを入れて書きます。

スプレーで書くより大きなものが多いです。

ライターネームメッセージが描かれることが多いです。

日本ではあまり見ない「エクスティングウィッシャー」ですが

海外にはエクスティングウィッシャーで有名な
KIDULT」という超クレイジーな
グラフィティーアーティストがいます。

 

>>「KIDULT」のインスタグラム

 

 

グラフィティーの種類⑩ ステンシルとは?

 

ステンシルはデザインを切り抜いた型紙の上から
スプレーなどを吹きかけてイラストや文字を作成しています。

ステンシルといえば「バンクシー」さんが有名ですが
日本のグラフィティーでも時々見かけます。

写真は大阪で見つけたステンシルを使ったステッカーです。

 

最後に

10種類紹介しましたが
ライターの方たちも細かく使い分けていないと思います。

なのでよく使う

  • タグ
  • スローアップ
  • ピース
  • ブロックバスタ

以上の4種類はなんとなく覚えておくといいです。