先日このサイトで紹介したニューヨーク在住のイラストレーター
DANIEL SHEPARD(ダニエル・シェパード)さんは
自分のオリジナルキャラクターやイラストを「ZINE」という形でリリースし
それをきっかけに日本でファンを増やしていってます!
ダニエル・シェパードさんを紹介した記事
今回はそのZINEについて話していきます。
▼大阪の街にあるステッカーを1冊のZINEにまとめた作品
(まるいわ書店)
- そもそもZINEって何
- 魅力
- ZINEの始まり
- ZINEとスケートカルチャー
- ZINEを取り扱っているお店 東京
- ZINEを取り扱っているお店 愛知県
- ZINEを取り扱っているお店 大阪
- zineが好きなら
- ZINEを作りたい人向けの参考記事
そもそもZINEって何
ZINEとは
「ZINE(ジン)」は個人で作った冊子のこと。「Magazine(雑誌)」の“ZINE”が語源と言われています
ZINEの定義
きちんとした決まりはありません
個人が作る小部数の出版物と言われることもありますが
現在ではアイドルの事務所がZINEを出版したりしています
簡単に言うと作り手がZINEと言ったらZINEです
魅力
とにかく自由!
ページ数、サイズ、紙の種類、有料、無料、写真、イラスト、漫画、文章、テーマも全て自由に自分で決めて
自分の好きなものを使って一冊の冊子にまとめたり何でもありです。
素人でも簡単に作れる
a4のコピー用紙を半分に折ってそれを数枚重ねて
ホチキスで止めただけの
ものすごく簡単に作ってあるZINEもたくさんあります。
ZINEの始まり
諸説ありますが、1930年代のアメリカで生まれたSF同人誌がZINEのルーツと言われています。
ZINEとスケートカルチャー

80年代初頭スケートボードの流行が終わりを迎えスケートパークは次々に閉鎖され取り壊され豪華フルカラーのスケートボード雑誌は廃刊していった。
そんな時代に創刊された『Thrasher Skateboard Magazine』は
新聞紙の様な安価な紙を使用し、読者たちに自らZINEを作る勇気を与え、雑誌自体もそれを奨励した。
「ラディカルなアイデアを用いて新しいエネルギーに満ち溢れたスピリットを持って既存の壁を越え更に広げよ。ペンを手に持ってこの未開拓のエネルギーを駆使し、現場から直にアクションを記録するのだ」(Thrasher 1981 6月号より)
沢山のスケーターがこのアドバイスを受け止め、行動しその結果
スケートボーディングの運命を自分たちで変えて行った
最初に有名になったZineのタイトルが “Skate Fate” (スケートの宿命) であり
その後もいくつもの素晴らしいZINEが発行され続けた
パンクカルチャーの影響が窺えるデザインは、とてもアーティスティックで
地元のスケートボードシーンやスケーター、トリックの紹介、インタビュー記事など
それぞれ自由に作りたいものを作った
自由で荒削りな「ZINE」というカルチャーのうねりはアメリカから始まり
世界中のスケーターに広がって行った
ZINEを取り扱っているお店 東京
MOUNT ZINE
ZINEの募集、販売、制作などを行うZINE専門ショップ。

open 12:00-19:00
定休日 月曜日、火曜日
住所
〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2丁目40−6
instagram
https://www.instagram.com/mountzine/
ホームページ
https://zine.mount.co.jp
SALT AND PEPPER
豊富なZINEを取り揃えています
ザ ZINEショップという感じの店内でどんな作品に出会えるかワクワクします
平日12:00〜20:00
土日11:00〜18:00
住所
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2丁目5−2
https://instagram.com/saltandpepper223?utm_medium=copy_link
代官山 蔦屋書店
国内外のZINEが壁一面にずらりと並ぶ、ZINEコーナーがあります。
取り扱っているジャンルが幅広く、種類も豊富
open: 7:00~26:00
年中無休
住所
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17−5
instagram
https://www.instagram.com/daikanyama.tsutaya/
ホームページ
https://store.tsite.jp/daikanyama/
ユトレヒト / Utrecht
open:12:00~21:00
定休日:月曜日
instagram
https://www.instagram.com/utrecht_nowidea/
ホームページ
https://utrecht.jp/
SPBS本店
open 月~土 11:00‐23:00, 日 11:00‐22:00
不定休
instagram
https://www.instagram.com/spbs_tokyo/
ホームページ
https://www.shibuyabooks.co.jp/spbs/
ZINEを取り扱っているお店 愛知県
Manila Books & Gift
海外のZINE、グッツ類の専門店
Manilaのオーナーさんは「krhc」という名前で活動しているフォトグラファーです
海外のアートブックフェアに足を運びZINEを作っている人に直接交渉して
仕入れているのモノもあるので他のZINEショップには無い貴重な作品が並んでいます
ダニエル・シェパードさんのZINEは 「Manila Books & Gift」からdmでも購入できます

(月)13時〜19時
(火)〜(木)Close
(金)〜(日)13時〜19時半
住所 〒460-0007 愛知県名古屋市中区新栄2丁目2−19 新栄グリーンハイツ 106
Manila Books & Gift instagram
https://www.instagram.com/manilabookgift/
krhc Instagram
https://www.instagram.com/krhc_official/
ON READING
「感じる、考える人のための本屋」
日本人が作ったZINEの取り扱いは名古屋で一番多いです!
bookshop & gallery ON READING
12:00〜20:00 火曜休

住所 〒464-0807 愛知県名古屋市千種区千種区東山通5丁目19 カメダビル2A&2B
オンラインショップ
https://www.instagram.com/on_reading/
C7C gallery and shop
数々の写真家さんの個展を行っており何度行っても飽きないお店です
現在開催されている個展についてはインスタグラムをチェックして下さい
ZINEや写真集、マガジンなども色んなジャンルを取り扱っています
2022年2月頃テラスにオープンカフェを併設(予定)

住所 〒464-0858 愛知県名古屋市千種区千種2丁目2−13−21 F
https://www.instagram.com/c7cgalleryandshop/
BLANKMAG GALLERY (豊橋)
独自な視点で20年以上に渡って蒐集された膨大なアートコレクションを武器にファッション、アート業界等、世界中に多くのコアなファンを持ち、世界中のアンダーグランドからオーバーグランドまで自由に飛び回り、常に進化を続けるカルチャーレーベル。
海外の激ヤバなZINEが展示&販売されてたりします
お店は不定休なので事前にBLANKMAG GALLERYのInstagramで開催中のイベントや営業時間を確認してから
行って下さい。電話かメッセージで来店のアポをとると確実です。

住所 愛知県豊橋市駅前大通3丁目118 村上ビル 南階段 2F
https://www.instagram.com/blank_mag/
ZINEを取り扱っているお店 大阪
voyage kids
1階にZINEやポスター、オリジナルウェア、雑貨が置いてあり2階はオーナーが世界中で集めてきた作品やアーティストの一点ものが置かれている
2階はSNSを見るだけでは何が置いてあるかわからないようにしてありお店に足を運ぶ人の期待度を上げてくれる

住所 〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1丁目21−14
https://instagram.com/voyage_kids?utm_medium=copy_link
CARMART
グラフィティー関連のZINEやアパレル、アート作品、スプレー缶、ペンなどを扱うグラフィティショップ

土日 open 13:00 close 22:00
平日 open 17:00 close 22:00
住所 〒590-0814 大阪府堺市堺区石津町2丁1−12
https://instagram.com/calmaartjp?utm_medium=copy_link
CRACKERS
グラフィティー関連のZINEやアート作品、アパレル、スプレー缶、ペンなどを扱うグラフィティショップ

open 13:00 close 21:00
定休日 水曜日
住所 〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1丁目23−4
https://instagram.com/crackers_osaka?utm_medium=copy_link
zineが好きなら
zineの最大の楽しみ方は見たり集めたりするだけではなく
自分だけのオリジナルzineを作ることです!
自分の好きなものを詰め込んだ一冊が手元に届いたときはなんとも言えない嬉しさを感じます!
興味がある方は是非一度オリジナルZINEを作ってみてください
ZINEを作りたい人向けの参考記事
ZINEや冊子の印刷を頼むなら印刷会社を比較した記事を参考に
自分に合った印刷会社を選んでみてください